Event

SHE A TRIBUTE TO HER

JAN. 09, 2024

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デンマークのカーペットブランド Ege Carpets による、クラフトやテキスタイルづくりに携わってきた1930年代以降の女性作家へのリスペクトから生まれた新コレクション「SHE」が日本に初登場!カーペットのデザインを手掛けた 90年代生まれの女性デュオ Laura Bilde and Linnea Blæhr が来日し、会場でミニワークショップも開催予定です。手触り、カラー、不完全さがアートのように調和するSHEの魅力をぜひ、体感してください。

Exhibition

2024年1月24日 [水] ~ 2024年1月25日 [木] 11:00 – 18:00

Reception Party

2024年1月24日 [水] 19:00 – 21:00

ご参加の場合は以下のURLより、お申し込みいただけると幸いです。

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Laura Bilde & Linnea Blæhr

ローラ・ビルデとリネア・ブレールによる、コペンハーゲンを拠点とするデザインデュオ。コンセプチュアルなアプローチから、タイムレスな空間やプロダクトを手掛けている。Norm Architects や Holmegaard 、Carl Hansen & Son とのコラボレーションでも知られており、Danish Design Award ほか受賞多数。

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会場

東京都中央区日本橋兜町6-5 兜町第6平和ビル Keshiki B1F AA

about SHE

「SHE」の6種類のカーペットデザインは、織物や彫刻、ペインティングなどクラフトの分野で、十分な評価がなされてこなかった女性作家たちへのリスペクトから生まれました。Agnes Martin、Aino Aalto、Anni Albers、Ray Eames、Sonia Delaunay、Sonja Ferlov Mancobaや、卓越した作品を残した同時代の女性たち。「SHE」は、後世の女性作家の道を切り拓き、また、今もなおデザイン界に足跡を残す彼女たちの功績を讃えるコレクションです。
1930年代と1940年代に用いられた技法に魅了された2人は、手描きの線や切り貼りのように構成した模様を生かすため、手を使ってすべてのパターンをデザインしました。6パターンのデザインは、異なる織り方による特徴的な表情や実験的なフォルム、シンプルでグラフィカルな絵画への解釈から生み出されました。そして、不完全なディテールを取り入れながらも、シンプルでオーガニックな見せ方とすることで、それぞれのカーペットには、ナチュラルな感覚とアーティスティックな自由が表現されています。デザインは、ローラ・ビルデ & リネア・ブレールによるものです。

「プロフェッショナルとしてデザインに取り組み、道を拓いてきたすべての女性たちのおかげで、今の私たちがあると感じています。私たちは、彼女たちが懸命に挑んできた仕事と、そこで成し遂げたことの価値に敬意を表したいのです」
ーローラ・ビルデ & リネア・ブレール

「SHE」は、女性作家たちへのオマージュであり、また、ローラ・ビルデとリネア・ブレールは、不完全な要素をインテリアデザインや暮らしの中に持ち込みたいと考えていました。そこには、完璧ではない人生を受け入れることの大切さを伝えたいという、という2人の想いが込められています。このコレクションでは、個性豊かな手描きのラインをデザインに取り入れることで、美意識の中に不完全さを映し出そうと試みているのです。

-History-

かつて、多くの女性は衣類の縫製や手直しなどの伝統的な仕事に従事していました。その後、産業革命の影響により女性の役割は変化し始め、新たに建てられた、繊維産業の工場などで働き始めるようになります。
バウハウスは、1919年に初めて女子学生を受け入れた芸術系の学校でした。しかし、初年度は女子学生のほうが男子学生より多かったため、創立者のヴァルター・グロピウスは学校の評判が落ちることを心配し、ほとんどの女子学生を織物工房に送りました。

-Material-

カーペットをリサイクルする際に、繊維ごとに分別できないことは環境面で大きな課題の一つです。しかし、100%ウールカーペットの発売により、私たちは循環型システムの実現に向けた新たな一歩を踏み出しました。このカーペットは完全にナチュラルで再生可能な資源であるウール製のため、製品のライフサイクル全体で新しいサスティナブルな選択肢となります。

私たちはカーペットのバッキングを分離し、まったく新しい製品として再生することを目指しており、それが実現すればウールだけでつくられたカーペットは、新しい持続可能な選択肢となるでしょう。また、ウールの特性には数多くのメリットがあります。ウールカーペットは呼吸するように湿気を吸収、発散する性質があるので室内を調湿し、より健康的で過ごしやすい環境づくりに役立っています。

ウールには、バクテリアの繁殖を抑える効果もあります。また、快適なウールの床材には高い断熱効果があり、エネルギーやコストの削減にもつながります。そして、ウールには実際の室温以上の温もりを感じさせる効果があり、ラグジュアリーな体験をより心地よいものにしてくれるのです。

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